長年病魔と闘っていた父が。5年前亡くなりました。葬儀が終わった時のことについて書きました。

家族・親族の葬儀にまつわる体験談
家族・親族の葬儀にまつわる体験談

父の葬儀が終わった時

家族・親族の葬儀にまつわる体験談
私の父と母は私が小学生の頃、離婚しました。私たち子供は母が引き取ってくれて育ててくれました。しかし、父はとても愛情深い人でしたから、定期的に連絡を取り合っていましたし、頻繁に会って、一緒に食事をしたりショッピングに行ったりしました。そんな父が肝臓がんになってしまいました。私はとても心配でした。しかし、父はすでに再婚していましたから、新しい奥さんが父の事を介護してくれました。新しい奥さんは、父だけではなく、私たち子供にもとても優しく本当の娘のように接してくれました。私たちは義母として慕っていました。人間的にとても立派な義母は、父の介護がどんなに大変でも、文句を言わず一生懸命献身的にそばにいてくれました。

しかし、病魔が父の身体をむしばみ、父はとうとう亡くなってしまいました。父は60歳でした。残された義母は、父の枕元でずっと泣いていました。義母には子供がいませんでしたから、父が亡くなると、義母は一人ぼっちになってしまいます。血がつながっていないとはいえ、義母の気持ちを考えると、切なくなりました。父が亡くなり、葬儀が終わって、私は父と義母の家に行きました。いつも父の家に泊まりに行くと、客室で寝るのですが、その日は、義母と同じ部屋で手をつないで寝ました。次の日も、その次の日も一緒に寝ました。そして、沢山父の思い出話をしてくれました。父が亡くなって5年がたちますが、今でも義母の事は大切に思っています。

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